[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
君と離れてどれだけの時間が経っただろう
僕達の関係を知らない共通の友人から
君の近況を耳にするたびに僕はほっとする
そして胸の奥がつまって息苦しくなる
風の便りはいつまで続くだろうか
不安になる
君は僕のことを覚えているだろうか
会えない時間が長すぎて
記憶から消されてしまうことが僕は怖い
思い出は思い出だから綺麗なままの方がいい
だけどなくしてしまうのは嫌なんだ
君を縛るだけの僕のエゴだけど
君のそばにいるだけで幸せだった日々
疲れていた僕の心に光をくれた
目の前の仕事をこなすだけ
そこにやりがいも目標もなかった
君がそばにいて、支えてくれてから
ひとつひとつの流れが良い方向へ向かい
義務が信念に 惰性が継続の努力へ
僕の世界が変わった
これからの世界は僕の心の中にいる君と歩んでいく
今の僕が生きているのは君の存在があったから
生きている幸せをかみ締めながら
僕は一人でこれからを歩んでいく
「あのころに戻りたい」
そんな言葉、君に言わせたくない
僕と一緒にいた時間は戻れない時間だから
二人で過ごした場所は戻ってはいけない場所だから
君は誰にも言えず一人悩み苦しんで
隠し続けたその強さを僕は敬服する
戻ることはそれを否定することになる
過去へ向かうことなんてさせたくない
あたしは幸せだったよ
未来がないとわかっていても
今のあたしはあの頃のあたしとは違うけど
あなたの存在はずっとずっと大切なんです
ねぇあたし達、ずっと一緒なんて無理だったよね
幸せになるためには離れるしかなかったよね
そんな未来が来なければいいと先延ばしにしてた
あなたは居心地の良さを覚えて
あたしは愛おしさのぬくもりの中で
抜け出せない迷路に迷いこんだ
お互いがお互いの道を進むこと
あたし達の「旅立ち」をあなたはあたしに委ねていた
その時がきたら「教えて欲しい」とあたしに託した
ずるいね
あたしよりちょっと大人だったあなたは
最後の最後まで大人だった
そろそろ潮時かな・・・
僕はいつでも君が旅立つ時を覚悟していた
その時は笑って見送ってあげようと決めてた
他の誰かが君を幸せにする姿は見たくないけど
僕は君を幸せにできないから
他の誰とも違う感情を奇跡と呼ぼう
出会いに間違いなんかないと言い聞かせて
泣き虫のあたしを包み込んでくれたあなたに
あたしは何が返せるだろう
何もできずただただついていきたくて
追いかけてばかりで精一杯のあたしに
一体何が返せるというの?
幼い頃に絵本で読んだ人魚姫の話
想いを告げることなく泡になって海へ消えた人魚姫
あたしも海になりたいよ
あなたの前で何度も泣いて流した涙
海の中に溶け込んで一緒になくしてしまいたい
雲間から眩しい日差しの光
海を照らして揺れる水面を見つけて欲しい
きっと記憶が蘇るでしょう
そこにあたしは存在していたい
今のあたしは幸せだと伝えるよりも
過去の足跡 今がある
未来の道 海を眺めながら
海になれるだろうか
海になりたい
-------------------------------------------
「君の海になりたい」
曲に触発されて頭に浮かんだ Another story
初めて聴いたときは幸せな色が見えたのに、
3回目に聴いた時は深海の色に変わった。
幸せな歌が切ない歌になっていた。
曲を聴くたびに作られる物語が鮮やかになって、
物語に登場する二人が自分の想像の中で
どんどん話しかけて訴えかけてくる。
ずっとこの感情は変わらなくて不思議だった。
歌い手さんと当時の話をする機会があり、
やっと理由がわかりました。
一度だけ違った気持ちで歌ったときがあったと。
その感情に私はシンクロしていたようです。
何かを感じたときにめぐるもの。
感受性が強いほうかなと思っていたんだけど
伝わるってすごいなーと改めて実感。
曲から受けるイメージの世界。
私の想像はこうやって膨らんでいきます。
まだまだこの物語の二人は私に語りかけてくるので、
練りこんで、じっくり対話してあげたい。
名前もつけてあげよう(笑)
私の言葉達。
誰かに伝わりますように。そして何かのきっかけになりますように。分ち合えますように。