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境界線はそこにあるもの 存在している壁 見えない 透明な糸を 夕日に染めて つながりはここにある
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「じゃ。」

私の心を揺さぶった歌詞。
切なさを全身で受けたライブ。

あの日。ライブ会場の隅っこ、椅子に座って。
彼女の歌詞が私の弱っている気持ちを直撃した。
そしたら涙が止まらなかった。

なんの先入観もない真っ白な状態で初めて聴いた曲。
感情が止まらなくて一人で泣いてた。



私は必要ないみたい ロボット線引き
去るもの追わず…とよく言うけれど
そんな単純に割り切れたら 今までの全て否定じゃない?

それがいいの? それが望みなの?
私ってなんだったんだろう?



>青信号がスタートの合図
>あなたはあっちへ 私はこっちへ

スクランブル交差点の横断歩道が見える。
あの人が目指す行き先は見えないけれど
周りの仲間もそこを目指したら
私は一人になっちゃうのかな?

そこには行けない
私はその場所に進めないよ



>じゃあねー ばいばーい またねー

大きく手を 力の限り
私はここにいるよってアピール
そっちに行けないから…ここでバイバイ

私に気づいてもらえたらいいな
私と同じ方向だったらいいな



>さぁこっからは振り向かない うつむかない
>それぞれの道を真っすぐ進めば
>そのうちばったり どっかで交わることもあるよ


この歌詞に気持ちとまらなくて・・・
後ろ向かず、自分の思うようにすれば いつかまた会えるのかな?

会いたくない、受け入れられない
そしたら縁遠くなっちゃう?
いつかまた つながった道 つながる道をみつけられる?

悲しいことじゃなくて あきらめでもなくて



そんなことを思いながら、CDが欲しいと思って物販へ足を運んだんだ。
でもね、CDはなかった。
どうしてもどうしても、もう一度聴きたくて。



噛み砕いて優しく包んでいるコトバに感情グラグラ。
私の感情移入は、彼女の意図することと違うかもしれないけど。
こんなに自分の心に響いたのは久しぶりだった。



だから「じゃーねーって曲、涙が出たんです」 って彼女に伝えてみた。
すごく喜んでくれて、本当にうれしそうで。

ここで終わりにしたくない。また聴きたい。
だから私は、7月のワンマンライブのチケットをその場で買った。

この人の歌は、みんなにこういう感動を与えているから、
こういうことは言われ慣れているんじゃないかな?
なんて思ったんだけど。

mixiの過去の日記を見ててびっくりした。
だって私のことが書いてあったんだもん!!!

私の「涙が出ました」の一言に、涙が出たらしい。
知らなかった。


>一つ一つの出逢いを大切に明日もコトバを届けていきます

最後にそんな風に日記をまとめていました。




出逢いはいつも些細なきっかけ。
見過ごしてしまえばつながらない。
つなげようと思わなければつながらない。

あのとき、気持ちを伝えてよかったな。
終わりにしなくてよかったな。
何もしないこと、つまり何も感じないことになるところだった。




彼女はアーティストで、私は彼女のコトバが好きで。
コミュニケーションという観点からいえば、
これ以上近づくことはない距離。
でもね、心の響く距離は近くなれる。





もっと聴きたい。

もっとコトバを下さい。





(2010年06月03日12:51 )

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プロフィール
HN:柚禾 香菜(ゆずのぎ かな)
性別:女性
自己紹介:昔に書いたもの、今思うこと、時間を前後させながら書き綴り、過去と現在と未来とをつなげていきます。

私の言葉達。
誰かに伝わりますように。そして何かのきっかけになりますように。分ち合えますように。
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