忍者ブログ
境界線はそこにあるもの 存在している壁 見えない 透明な糸を 夕日に染めて つながりはここにある
Admin / Write / Res
<< 04   2024/05   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31     06 >>
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2012/2/10 Asianまんはったんライブレポ。

久々のブログ記事アップになります。
ずっと彼らのライブは見てきていたんですが、なかなか記事にまとめる時間が取れずで、すっかりご無沙汰になっていましました。
ボーカル鈴木さん、サックス藤井さん、ギター望月さん、それぞれ3人の音のバトンがつながって引き継がれて、自然と世界に身をおく時間、なんともいえない一体感の感覚が残りました。
さて、今回は2曲の対比、というか、感じたことをライブレポにまとめたいと思います。




相手のことを知りたいとか、わかりたいとか思いながらステージを見る時は、ずっとその世界に入り込みやすい。


 何を表現したいのかな?
 何を持っているのかな?

無理にその世界に入ろうとしなくても、気付けばその中に自分自身が入り込んでいて、それが自然で、気付けば現実の世界と違った場所にいたことに後から知る。


 どんな思いなのかな?
 あたしは何を欲しいのかな?

そのまま受けるのではなくて、自分の中で何か重なった部分をみつけ、そこから始まる。
いわば私にとって「欲しいもの、探しているもの、それは何ですか?」と自分自身に問うコミュニケーションのひとつでもある。

こういった感覚は、ライブ会場で生で耳にしないとわからないと思う。
そして向き合った瞬間は必ず感じるものではない。



新曲「Pulsatory」 望月さんの作曲。
意味は「血が脈動するが如く、人生を力強く生きる」
脈は流れ続けていく。

初めて聴いたとき、人間の脈というよりもっと大きな流れが見えた。
鼓動は地球。生命の源は水。支えるのは大地。

飛行機で低飛行して目に入るのはアマゾンの森。
その壮大な空間を真っ二つにわけるような大河。
北上すると白くそびえる山脈を俯瞰する。
氷河の雪解けによって地上へ落ちていく水。枝分かれして海へ。

夜の闇は、新しい時代が訪れる前兆。
深ければ深いほど、夜明けの光が強く水面の表層を照らす。

そしてどこまでも長く、引き継がれていく「水脈」の存在を知る。


地球の大地の水路が「脈動」
ドクドクと強く脈打つ力を生んで、世界がつながって歴史が作られる。


国境はいつから人を区別した?
信じるものが違うとわかりあえないの?
戦いって何?

無から形成された環境は、いつの間にか争いを作り、そこを他人事のように思う自分がいて、でもその自分も、どんなに否定してもその一部。

だってこの脈動は地球に生かされているすべてだから。




そして「Special Show」 鈴木さんの作曲。
結婚式の歌。明るくてポップなわかりやすさ。

歌詞がすっと包み込む。
鈴木さんの歌声と彼自身が持っている繊細な優しさ。
その融合がとてもあたたかな気持ちになる。

「約束さ」「泣かせやしない」「待たせてしまったね」

と同時に、こんな風に言ってもらえたら幸せなんだけど、現実はかなわなかったという切なさを感じてしまう感情も否めず。
だから夢を感じるのかな。夢を味わうのかな。

誰かが誰かの心を救って、だから生きていくことができる。
出会えなかったら、今のように生きていない。

>笑いたいとき 君と笑える
>不思議なくらい自然だし
>不安なときは君がいるでしょう
>どんなときでも 前向ける

影響をもらったように、与えられたら。
受け止めたことを、伝えられたら。
笑うことで、感謝と喜びを表現できたら。






私の存在も誰かを救えますか?
そんな自問自答に、曲が救ってくれている。


「Pulsatory」から感じる「優しさ」ってすごく大きくて強くて安心する感じ。
「Special Show」から感じる「優しさ」ってすごく身近でふとしたときにそばにある感じ。


「優しさ」という言葉、文字にすると同じなのに。
なんか不思議だな。

どちらも溶け込んで、心地よい世界を作り出す。
それがグループで曲を作り上げていく素敵なところ。
一人では成し得ない、一人じゃないから完成していく。



拍手[0回]

PR
自由に動けるのに進めずにいる時と
動きたいのに動けず立ち止まざるを得ない時

どちらの立場で聴いても、気持ちに響く曲のご紹介。
Asianまんはったん「越えていけ」



>どちらにしても未来は存在する

それが思い描いているものでも
結果として違うものになっても
越えてみなければわからない

未来がないなんて ない




>越えていけ 高い壁を登って見えた未来

壁は高ければ高いほうがいいってよく言うよね
失敗を恐れて挑戦しないでいるよりも
無理だと最初から諦めてしまうよりも

その先にある未来の自分を
成し得たい自分を想像して




言葉にすることで願いがかなう
言霊って本当にあると思う

「〇〇してよ」と相手に頼るものじゃなくて
「〇〇する」と言い切る力って大事

さらにそこから進んで、誰かの指標になれたら
誰かを引き上げるエールを送れたら、
もっともっとたくさんの人が越えていける




「越えていけ」

決して無理強いではなく、
心の中に眠っている力を押し出す言葉

諦めているのは自分だけじゃん
弱気になってるのは自分だけじゃん


悲観的になったり、弱気になったり、立ち止まったり、
思い悩むことが尽きないとしても、
それ以上に素敵なことがあるはずだから。

きっと越えていったら見えるんだと思う。
もしかしたら、気づいていないだけで、
もうすでに越えてることかもしれない。


そして、他の誰かの壁を越える手伝いができたら、
幸せの数が増えていくんだよね。
夜空をこらして見れば、どんどん星が増えて見えていくように。

気づかなかった幸せが増えていく。


夜が明けて、夏草の匂いとともに爽やかな風が吹く
見上げた空はパステルブルー
崖の上に白い花が咲いている
出逢うためにずっと待ってる

ここからの風景と、ひとつ越えて感じる風景


全然違う世界だと思うよ
ねぇ、見てみたいと思わない?




2011.04.08 越えていけ (in 江古田クラブドロシー)

ブログはこちら↓
http://ameblo.jp/suzuki0210takayuki/

拍手[0回]

「君の海になりたい」

純粋で真っ直ぐなラブソング
流れるメロディに風景が見えて 熱い思いと強さと優しさを感じる。

私は歌えないし、楽器も奏でられないし、理論も知らないし、
耳(絶対音感)も持っていないけれど、
「これいい」って思う耳(感情)は自分なりに持っている。


>「あの頃に戻りたい」なんていわせない
>どこでも どんなときも


過去を振り返って、昔は良かったなんて年寄りくさいよね
今いる場所は、今しかないのに。
つい愚痴ってしまう自分の弱さを、引き戻してくれる言葉に感じた
私も、立ち止まっている誰かを 心も体も弱っているあの人を
「今」へ戻したいって思ったの


>思いを隠す付き合いなんて
>もうさせたくはない


薄っぺらくて 嘘ばっかりで そんな関係は見切りをつけて
いいことも悪いことも全部、隠す必要がない関係
その場所を守っていく その場所を見つけていく

何も間違ったことなんてしていない
批判されるような行動もしていない
だから自分を犠牲にするような そんなこともしたくない


>ふいにこぼれた辛さも
>信じる怖さも 全部
 >あたため包み込むから


辛いことは、ずっと辛い思いだとも言えなくて
忘れたいからどっかに隠していることが大半
隠し切れないから 忘れられないから 辛いんだと思う

それが何かのキーワードだったり出来事で ふっとよみがえったりして
「ふいにこぼれる」 崩れ落ちそうな心を・・・包んでくれる? 

海は昔からずっと存在していて あたりまえのように存在していて
全部、飲み込んでも平気なんだよ
そこに投げ出しても許してもらえるんだよ


・・・違う
何かを「許す」んじゃなくて
ありのままを「受け入れる」んだよ


そんなことを この歌から感じた途端、
ぎゅーっと奥に詰まっていた苦しさと
その緊張を解いていい安堵感を与えられた気がして切なくなった


苦しさ 悲しみ 辛さ
負の感情を消すんじゃなくて包み込んでいく
なかったことにするわけじゃない
見た目で消したって 忘れたふりしたって だめなんだってば


「君の海になりたい」
この曲の包み込むような歌詞が好き。
迷って不安で、立ち止まってしまいながらも
それを振り払う全力の思いが見える。

立ち込めていた曇り空が晴れていく
それは包み込んで受け入れた結果。
海の波にそそぐ 一筋の光が見える
解放した場所を示しているのかな?

受け入れる強さがあるから 晴れるのだと
お互いが存在することの意味を 教えられた気がした




私は あなたの海になれるだろうか。



2010.09.05 君の海になりたい (in 江古田クラブドロシー)

鈴木崇之さんのブログはこちら↓
http://ameblo.jp/suzuki0210takayuki/

拍手[0回]

プロフィール
HN:柚禾 香菜(ゆずのぎ かな)
性別:女性
自己紹介:昔に書いたもの、今思うこと、時間を前後させながら書き綴り、過去と現在と未来とをつなげていきます。

私の言葉達。
誰かに伝わりますように。そして何かのきっかけになりますように。分ち合えますように。
最新コメント
最新TB
Link
Copyright ©  Colorless Line All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]