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境界線はそこにあるもの 存在している壁 見えない 透明な糸を 夕日に染めて つながりはここにある
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病み上がりの意地っ張り
寝ているより楽だなんて どうしてそんな嘘つくの?

溜まっている書類を片付けなくちゃ
納期が迫っているなんて どうしてそんな嘘つくの?


クリスマス 港の見える丘
ツリーと夜景の光に囲まれて
そっとベルを鳴らした

静かな海に 浮かぶ音色
君の声も響いてきた


サンタクロースは私にやらせてよ
真っ赤な服は持ってないけど
だって 嘘が下手な君には無理でしょ?
私なら立派に演じられると思うよ?

 

 

おせっかいで心配性
元気だと繰り返し言っても 不安な目をする
行きたい場所があるんだ 聞かせたい世界があるんだ

薄暗いデスクで僕は報告書をめくっていく
早く終わらせなくちゃ 閉店間近


クリスマス 光を手にする街
象のシルバーペンダント
ショーケースから一つ抜け出した


サンタクロースは君なのかな?
白いヒゲは生やしていないけれど
たぶん 顔に出る君には無理でしょ?
僕のが立派に演じられると思うよ?

 

 


遠く 遠く 汽笛が聴こえる
鳴らしたベルとのハーモニー
透明な声が雪に反射していく
胸元を飾る象が揺れる 光る

 


サンタクロースは空にいた

つないだ手 視線の先

 


街のイルミネーションの向こう
星が映る波間の向こう

 

音が届いたの

 

 

(2009年10月22日00:03)

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私が女性ボーカルを好む理由がわかった。
「共感」の感情移入の仕方の違いなんだ。
一番わかりやすいのが恋愛の歌。


・そばにいたかったのに
・忘れないよ
・ずっと一緒だよ


自分も同じだなと安心したり、
自分も同じように頑張ろうと前向きになれる。

で、これらの言葉が男性視点(男性ボーカル)になると。
天邪鬼のあたしは逆に捕らえたりする。


・そばにいたかったのに
 →後悔するくらいならそばにいてよ!

・忘れないよ
 →環境が変われば、忙しくなれば、忘れちゃうんだよ?

・ずっと一緒だよ
 →二人過ごした過去の思い出の中なら”ずっと”一緒だね。

 


作詞作曲した人が「幸せな曲」と言っていた曲がある。
私も最初はそう聴いていた。結婚式にぴったりだなって。
3回目のライブから「別れの曲」に聞こえるようになってしまった。
それは演奏や歌い方が変わったというよりも、
聴く側である私の気持ちの変化があったんだろうと思う。

そして「共感」から男性側の「同調」になった歌は、
感情が入り込めば入り込むほど、苦しくなる。

立場が違う。
だから許せないことも、許してあげたいことも。
わからないことも、わかってあげたいことも。
どこかで相容れない何かがあって。
そのもどかしさが頭の中を駆け巡って。


歌い手さんは、そんなつもりで歌っているわけじゃないし、
私がその人のプライベートを知っているわけでもなく、
個人的な感情が関与している話ではない。

曲の中に聴き手が想像する物語はひとつじゃない。
複数あるその一部を自分に重ねている部分があったとき、
自分にとって「共感」する歌になる。

だけどそれが時折、もどかしさになったりするんだ。
頭の中で生み出された物語と自分の感情が結びついて、
ああ、そういうことなんだと想像し、発見した先は、
言い表すのが難しい切なさと苛立の繰り返し。

流れ込んだ感情に押しつぶされそうになる。

自分の感情と、男性視点の感情の二つがせめぎあう。

 


あとね、変な感情かもしれないんだけど。

『助けてあげられない』

そんな風に思ってしまう瞬間がある。
母性的な何かが揺さぶられるというのが近いかな。
苦しみや悲しみや何かに立ち向かう姿とか、
見ていることしかできない。
差し伸べる術が見つからない。

女性同士の「共感」には、出てこない感情。

 

 

女性ボーカルの中でも声質の好みはあるし、
男性ボーカルが嫌だということじゃない。
「どっちが好き?」と聞かれたら「女性ボーカル」と答えるという話ね。

同じように感じる人、いるかなぁ???

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 苦しみをわけて あたしも一緒に苦しむから
 悲しみを教えて あたしも寄り添うから
 痛みを隠さないで あたしが癒すから

 思いを話して あたしも話すから
 夢を聞かせて あたしが支えるから

 願いを見せて あたしに見せて
 魔法をかけて あたしは信じる
 
 ただ ただ そばにいたい

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8/5(金) 下北沢アーティストで行われたDAISY COLORのライブへ行ってきました。

この日は、キーボードのMANABUさんと、ギターのJINさん、
歌姫のAcoさんの三人のアコースティックバージョン。
5曲のオリジナルを演奏してくれました。

  

DAISY COLORの作る音色が好きだ。

なぜ惹かれるのか、ライブハウスを出てから考えていた。
耳に残る音色を思い出しながら、電車の中で考えていた。



『居心地のよさ』

右耳の後ろ、ちょっと下、あごの境目。
自分の好きな音色を感じる時は、ここが反応する。
うまく言えないんだけど、ここが気持ちいいって思う音楽は、
何度でも何度でも聴きたくなる音楽なんだ。

DAISY COLORの音楽を初めて聴いた時もそうだった。



『感情の共感』

やわらかく居心地のいいトーンに癒されて、
高まっていく音にのせられた感情に切なさを呼び起こされる。

MANABUさんのキーボードがAcoさんの歌声を導く。
メロディで感情を解放し、引きだしていく。

 もっと、自由に。
 言いたいこと言っていいんだよ?
 したいことをすればいいんだよ?


私にはそんなやりとりをしているように見える。
普段は自分の中で抑えている気持ち、
深く眠っていた感情が爆発する寸前。
 
そんな境界線が見え隠れして、切なさを強くさせる。



どこかで聞いて欲しい。
誰かに聞いて欲しい。

でも、言いたくない。


矛盾だらけの渦巻く感情。
こんな気持ちを持っているのは自分だけじゃない。

この音の空間に包まれながら、
あふれ出す感情と、洗い流されていく感情が交差する。

こうやって、自分の気持ちを消化させていくのかな?
こうやって、表現することで前に進んでいくのかな?

形は違うけれど、私も同じなのかもしれない。



『Bloomy』

この日のライブで一番印象に残った曲。
MANABUさんが、鍵盤を高い音から低い音へと一気に滑らせて、
力強く支えていく伴奏とともに、盛り上がっていくところ。

ぞくっとした。鳥肌が立った。
昔に演奏していたライブ動画とは、深みが違う!

ギターの音色が入っているから?
目の前で、生で、聴いているから?

違う。それだけじゃない。
歌って、音楽って、バンドって、進化していくんだ。
大切にあたためて、愛情を注いで、育っていく。

DAISY COLORだけが表現できる音。
Acoさんにしか歌えない曲。


そこには見えない力が詰まっている。



>トゲだらけのあたしのこと
>傷ついても抱きしめてくれた
>そんな君に どうかすべてを
>望むならあたしのすべてを ねぇ…!


この部分、何度聴いても感情が入り込んでいく。

知らないうちに誰かを傷つけて。
自分自身がわからなくて。
何が正しいのか見えなくて。

そんなときに、ただ、そばにいてくれるなら。

この気持ちを、この手を、
見えるものも、見えないものも、全てを。

受け止めることで、与えることで。



きっと、みんな「生きてる」って思うんだよ。







右耳の後ろ。ちょっと下あたり。あごの境目。
そこが響いた後、それがもっともっと続くとね、
頭の上に抜けて、今度は下へと下りてくるんだ。

 

「涙」になって、下りてくるんだ。


 

DAISY COLOR「Bloomy」 作詞・作曲 Aco
Blog⇒http://ameblo.jp/acomusic(Acoのミッドナイトブログ)

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初めてネットで音源を耳にしたのが、2011年1月1日
初めてライブで生音に触れたのが、2011年4月15日
そして、初めて路上へお邪魔した、2011年6月19日

DAISY COLORに出逢ってから、半年で2回かぁ。
活動回数が少なめなので仕方ない(>_<)

でもさ、でもさ、恋愛に例えるならさ、
「電話やメールの数じゃないわ!!」みたいなw

 


うん。大好きなバンドです。
一目惚れならぬ、一声惚れ&一音惚れしたんだ。

キーボードめっちゃ好き
歌声めっちゃめちゃ好き

 


この日の路上ライブは、3人のアコースティックバージョン。
MANABUさんのキーボード、JINさんのギター、
ふたつの音色にのせて響くAcoさんの歌声。
切なくて透明な世界が広がる。


「タイムマシーン」というオリジナルの曲にひきこまれた。

歌詞と風景と歌声と音色と温度と感情と。
私の中にある全部が、DAISY COLORの作る世界に集中した。

 

>タイムマシーンがあったら
>どこに行こうかな

>もう戻れない過去
>まだ知らない未来

 


目の前にある高層ビルの部屋の灯りは、
MANABUさんのキーボードの音色が魔法をかける。


ちりばめた星に変わる。
なんだか、プラネタリウムにいるみたい。

流れていく音色。つかみたいのにつかめない。
星空の中を抜けるコースターみたい。

 

 

過去と未来、どっちに行く?

 

 

近づいていくことは、終わりへ向かうこと。
願望が未来を壊す。独りよがりの感情。
そんなことに気づく寂しさ。



>タイムマシーンに乗れたら
>どこに行こうかな

>ふたりが一緒にいた過去
>君のいない未来

>あたしは笑ってるかな
>どこに行けばいい? ねぇ
>そんなのきっとどっちでもいい
>君に会えるなら

 

好きになる前の過去
好きになった未来

どっちの行き先を選んでも、選ばなかったほうをうらやむ気がする。
ないものねだりする気がする。

でも、会いたいよ。
この気持ちを持ったまま、会いたい。

 

Acoさんの語りかける優しい声が耳に響く。
声が、立ち止まっていた、忘れていた時間を動かす。
「過去」のセピア色へ、「未来」のパステルへ、

 

なんで、こんなに切ないの?

 

風景に溶け込む。今いる場所はどこ?
今の自分とも、過去の自分とも、はっきりわからなくなる。

路上の音は、もう私にとって路上じゃなくて。
曲に触発されて、いろいろな物語が自分の中に生まれて。
見知らぬ人のストーリーが映画みたいに生まれて。

そのまま感情がとまらなくなって。

 

 

・・・泣いた。

 

 

 

 

静かな時間、我に返る。
メロディが消えて、路上を歩く人の音が聞こえる。


ああ、戻ってきたんだ、「今」という世界に。
過去も未来も、逃げ場にするんじゃなくて、
「今」を、目の前にあるこの時に。

 

 

>今を生きるよ
>今を生きるよ ねぇ
>タイムマシーンなんてないから

 




『タイムマシーン』 作詞作曲:Aco / アレンジ:MANABU
http://www.youtube.com/watch?v=vvB87w97L0g
 

※上記動画は承諾を得て公開させて頂いています。

 動画にはないけど、最後のほうで転調するMANABUさんのキーボードが大好きです。
近々この曲もCDになるそうなので、楽しみ♪
 

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MAN WITH A MISSION

一見すると怪しい集団なんだけど
この音めっちゃ気持ちイイ (*⌒∇⌒*)っ♪

ハマったガウ

出会いはタワーレコードの試聴機。
なんかいい音楽ないかな?とウロウロしてた。
大きなPOPがあったわけじゃない。
目立つ場所にあったわけでもない。

「オオカミ達の叫びをきけ!」

スタッフさんの手書きのコメントがCDに貼ってあって、
なんとなく試聴再生ボタンを押してみた。



ヘッドホンから流れる音の勢い、止まらない。
バランスがいい。どんどん引き込まれていく。
どこか懐かしくて、新鮮な刺激があって
アルバム全曲を早送りで軽く試聴。

もっと聴きたい!テンションがあがる。


英語と日本語の歌詞を混じえながら
メロディーの波を掴むボーカルの音は
シャウトしたり、ハモったり、 ラップ調だったり、しっとりしたり。

ドラムかっちょええ~
ギターきゅんきゅん~
電子音のスパイスがたまらん~

どの曲も美味しいとこを贅沢に見せてて





も~も~も~ (*>∇<*)/ 私のツボに入った!!!

迷わずCD購入です。



あとで家に帰ってからネット検索したら
メジャーデビューしたばかりだったみたい。
アメリカで活動していて周り話題を呼び、エアロスミスも絶賛だって?

ジャケット写真のオオカミはイメージではなく本物だったんだ。
PV見てさらにびっくり。被り物をしながら演奏してる。
これ、ネタじゃなんだ?


「正体をあかせない事情があったりするんじゃね?」
「面白いパフォーマンスに見せかけて、ぢつは大物かもよ~?」

なんて憶測も。私もそんな気がしてきた。
ってか、そーだったら面白いな(≧~≦))



ワンマンのチケット、完売でした(TーT)
う~Live行きた~い~っ!!


ガウガウ




MAN WITH A MISSION
ぜひぜひ聴いてみてちょ。


「FLY AGAIN」 PV

http://www.youtube.com/watch?v=tbOC2PGT1PA



パーレーツオブカリビアンのドラムソロ

http://www.youtube.com/watch?v=WdbHQXscOsU

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双子は前世の

男女の双子は、前世では恋人同士だったんだって。

タイの言い伝え。
この間、テレビでやってた。



強く惹かれ合いながらも、
様々な理由で思いがかなわなかった二人は、
現世で双子の男女として歩む。

今度は、ずっと一緒にいられるように…って。

だから双子の片方が怪我や病気をしたとき、
もう片方を道連れにしないように
双子の結婚式をして、想いをかなえてあげる儀式をするんだって。





>めぐり逢いは二人だけの
>遠い過去の約束だと


決してかなわぬ想いなら、来世で。

なんか切ない・・・。

惹かれ合った二人が双子でめぐり逢うということは、
ここでも想いがかなわないってことにならない?






私は何度でも恋人同士で出逢いたいよ。







最後に、別れなくちゃいけなくても。

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プロフィール
HN:柚禾 香菜(ゆずのぎ かな)
性別:女性
自己紹介:昔に書いたもの、今思うこと、時間を前後させながら書き綴り、過去と現在と未来とをつなげていきます。

私の言葉達。
誰かに伝わりますように。そして何かのきっかけになりますように。分ち合えますように。
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