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境界線はそこにあるもの 存在している壁 見えない 透明な糸を 夕日に染めて つながりはここにある
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8/5(金) 下北沢アーティストで行われたDAISY COLORのライブへ行ってきました。

この日は、キーボードのMANABUさんと、ギターのJINさん、
歌姫のAcoさんの三人のアコースティックバージョン。
5曲のオリジナルを演奏してくれました。

  

DAISY COLORの作る音色が好きだ。

なぜ惹かれるのか、ライブハウスを出てから考えていた。
耳に残る音色を思い出しながら、電車の中で考えていた。



『居心地のよさ』

右耳の後ろ、ちょっと下、あごの境目。
自分の好きな音色を感じる時は、ここが反応する。
うまく言えないんだけど、ここが気持ちいいって思う音楽は、
何度でも何度でも聴きたくなる音楽なんだ。

DAISY COLORの音楽を初めて聴いた時もそうだった。



『感情の共感』

やわらかく居心地のいいトーンに癒されて、
高まっていく音にのせられた感情に切なさを呼び起こされる。

MANABUさんのキーボードがAcoさんの歌声を導く。
メロディで感情を解放し、引きだしていく。

 もっと、自由に。
 言いたいこと言っていいんだよ?
 したいことをすればいいんだよ?


私にはそんなやりとりをしているように見える。
普段は自分の中で抑えている気持ち、
深く眠っていた感情が爆発する寸前。
 
そんな境界線が見え隠れして、切なさを強くさせる。



どこかで聞いて欲しい。
誰かに聞いて欲しい。

でも、言いたくない。


矛盾だらけの渦巻く感情。
こんな気持ちを持っているのは自分だけじゃない。

この音の空間に包まれながら、
あふれ出す感情と、洗い流されていく感情が交差する。

こうやって、自分の気持ちを消化させていくのかな?
こうやって、表現することで前に進んでいくのかな?

形は違うけれど、私も同じなのかもしれない。



『Bloomy』

この日のライブで一番印象に残った曲。
MANABUさんが、鍵盤を高い音から低い音へと一気に滑らせて、
力強く支えていく伴奏とともに、盛り上がっていくところ。

ぞくっとした。鳥肌が立った。
昔に演奏していたライブ動画とは、深みが違う!

ギターの音色が入っているから?
目の前で、生で、聴いているから?

違う。それだけじゃない。
歌って、音楽って、バンドって、進化していくんだ。
大切にあたためて、愛情を注いで、育っていく。

DAISY COLORだけが表現できる音。
Acoさんにしか歌えない曲。


そこには見えない力が詰まっている。



>トゲだらけのあたしのこと
>傷ついても抱きしめてくれた
>そんな君に どうかすべてを
>望むならあたしのすべてを ねぇ…!


この部分、何度聴いても感情が入り込んでいく。

知らないうちに誰かを傷つけて。
自分自身がわからなくて。
何が正しいのか見えなくて。

そんなときに、ただ、そばにいてくれるなら。

この気持ちを、この手を、
見えるものも、見えないものも、全てを。

受け止めることで、与えることで。



きっと、みんな「生きてる」って思うんだよ。







右耳の後ろ。ちょっと下あたり。あごの境目。
そこが響いた後、それがもっともっと続くとね、
頭の上に抜けて、今度は下へと下りてくるんだ。

 

「涙」になって、下りてくるんだ。


 

DAISY COLOR「Bloomy」 作詞・作曲 Aco
Blog⇒http://ameblo.jp/acomusic(Acoのミッドナイトブログ)

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プロフィール
HN:柚禾 香菜(ゆずのぎ かな)
性別:女性
自己紹介:昔に書いたもの、今思うこと、時間を前後させながら書き綴り、過去と現在と未来とをつなげていきます。

私の言葉達。
誰かに伝わりますように。そして何かのきっかけになりますように。分ち合えますように。
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